ローヤルゼリーとマヌカハニーは何が違うの?
ローヤルゼリーとマヌカハニーはどちらもサプリなどで見かけるものですが、いったい何か違うのでしょうか?
ローヤルゼリーとは、働き蜂が花粉などと一緒に体内で合成した分泌物のことを言います。
将来、女王蜂になる幼虫にエサとして与えるもので、そのために“ローヤル(王の)”という名が付いています。
ローヤルゼリーを食べた女王蜂は働き蜂の40倍も長生きするそうです。
ですから、いかに栄養が詰った分泌物であるかが、お分かり頂けるでしょう。
成分の特徴としては、デセン酸を含んでいることがローヤルゼリーならではです。
これは脂肪酸のことで、皮脂の分泌を抑えたり血流を良くしたりする働きがあります。
美容面での期待が高く、スキンケア商品やコスメ、美容目的のサプリなどに多く使われています。
女性ホルモンに似たような働きもすることから、PMSや更年期障害の対策としても用いられています。
一方、マヌカハニーとは、ニュージーランドに生息する、マヌカという木に咲く花から採れるハチミツのことを指します。
成分の特徴としては、メチルグリオキサールを含んでいることで、抗菌や抗炎症作用を持っています。
効果としては、痛みを和らげることから胃炎やピロリ菌、腸疾患などに効き、虫歯や口内炎、風邪ややけどの回復にも役立ちます。
ローヤルゼリーもマヌカハニーも身体にとってプラスになる成分です。
大きな違いとしては、製品化された時に美容系であるか健康目的かという点なので、自分にとって必要になった時のために覚えておくと良いでしょう。